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意匠の専門家が解説します!
意匠登録の専門家が、出願書類の書き方、留意点、意匠法特有の制度、登録料など、分かりやすく解説します。
関連意匠
関連意匠とは?
関連意匠とは、一のデザインコンセプトから創作されたバリエーションの意匠群について、同等の創作的価値を有するものとして登録を認めている意匠のことをいいます。
関連意匠制度の導入の趣旨
本来、類似の意匠は、類似意匠制度により登録が認められていました。しかし類似意匠制度のもとでは、類似意匠の意匠権に独自の効力が認められていませんでした。 類似する意匠であっても、同時期に創作されて、同等の創作的価値を有するものであり、意匠が本意匠か類似意匠かによって権利効力に差異が現れるのは妥当ではなく、経済界からも類似意匠の意匠権に独自の効力を認めるように強い要請がありました。そこで法は、本意匠に類似する意匠にも独自の意匠権の効力を認めるために、関連意匠制度を導入しました。
関連意匠として認められるためには・・・
① 出願人が同一であること
② 本意匠の出願日以降、意匠公報発効日前に、関連意匠の出願をすること
③ 関連意匠が本意匠に類似する意匠であること
④ 本意匠に専用実施権が設定されていないこと
⑤ 関連意匠にのみ類似する意匠でないこと
⑥ 関連意匠が一般的登録要件を満たしていること
⑦ 関連意匠の願書に、【本意匠の表示】の欄を設けて出願すること
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